和牛の品種のひとつ日本短角種の特徴を紹介

和牛の品種のひとつ日本短角種の特徴を紹介
和牛は美味しいことで知られていますが、牛の種類によっても味わいは変わってきます。和牛は4種類あり、その中に日本短角種と呼ばれるものもあります。あまり馴染みのない名前なのでどのような牛か良く知らないという人もいるのではないでしょうか。 日本短角種の特徴は、毛色はで和牛としては大型になります。短角種というと、角が他の牛よりも短いというイメージもありますが、他の牛と比べて特に短いというわけではありません。放牧に適しており飼育にもあまり手間がかからないのも特徴的です。寒さに強い牛でもあり、北海道や岩手県など寒い地域で飼育されています。肉質については繊維は粗目です。赤身が多く脂肪が少ない高たんぱく牛肉で、柔らかく甘みもあります。脂肪燃焼効果があるといわれているLカルニチンも豊富に含まれておりしかも低カロリーなので、ダイエット中にも向いています。和牛では3番目におおい品種ですが、全体の1%にも満ちておらず希少性も高いといえます。
和牛の希少部位はどこにあるのか、味は異なるのか
和牛に限らず牛肉の場合、様々な希少部位があります。牛一頭から取れる量の少ない部分のことを指しており、牛600kgに対して珍しい部分は3kg程度しかありません。一般的に和牛には11ほどあり、それぞれ味や香り、食感が異なります。 珍しい部位として有名なのがシャトーブリアンです。シャトーブリアンはヒレの中でも最も肉質の良い部分であり、和牛の中で最も柔らかい部分でもあります。 このほかにタンやイチボ、ハラミやサガリがあります。サガリもまたシャトーブリアンのように大変柔らかくカルビ同等とも言われます。ハラミもサガリも脂が少ないのでヘルシーであり、女性に人気の部位です。イチボはお尻近くの赤身肉であり、一見すると固そうな感じがする部分でもあります。ですが実際には程よく脂肪がついており、赤身と脂肪分のバランスが良く、食べてもしつこくなく旨味を感じることが多いです。 和牛の中で最もサシが入っているのがザブトンです。牛肉の希少部位の中でも霜降りが楽しめる部分であり、非常に柔らかいのが特徴です。上品な味わいであり、食べても飽きることはありません。